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二十七日目 ちい、バスで事故にあう
平成10年9月14日(月)快晴  列車の中 In中国(1元=16円)


 今日は、朝8:00に起きた。10:00出発だけど、中国人の事だから当てにならないと思ったからだ。リュックに全て詰め込んだ。結構な荷物になった。こじは、ちいより40分も遅く起きるが、5分で仕度してしまう。部屋でゆっくりしてると、9:30前に、バスの運ちゃんが、迎えに来た。やはり早かった。早く仕度しておいて良かった。もうバタバタだ。中国出発らしい。本当、バタバタ好きの中国である。BUT作ったお花(折り紙)のは、あげようと、フロントへ行って渡した。するといつものおばさんがいなくて残念だった。あの人にあげたかったのに、でも、違う人に渡した。一瞬笑って返してきた。ちがう、あげるのに・・・。もう一度渡した。すると、この宿に来て見た事ない笑顔でとっても喜んでくれた。ちい、この笑顔が見たくて、がんばって作ったかいがあったってものだ。ちいまで嬉しくなった。中国人だって日本人いや人間らしい感情ももっているのに、こんな笑顔をいっぱい生活の中でも出来ればいいのに。そして温かく見送ってくれた。そしてちい達は、送迎バスに乗り込んだ。普段はワンマンバスなのでビデオはまわせない、ので、今日はそのいきにまわした。うん。これがまさに私の見てきた上海だ。と言う風景、トゥクトゥクが走り、人が真ん中をつっきり、これだこれだ。ビデオに収められて良かった。そんな事してる間に、上海站に着いた。バスは停車しようとしてバックして行った。「ゴツン。」大きな音がした。ぶつかったのだ。後ろを見るとタクシーの頭とバスのうしろが重なっていた。日本なら警察ざたである。あっと言う間にやじうま、8人くらい。うちの運ちゃんも、がんばって怒鳴ってた。相手も、すごかった。怒鳴り合い。やじうまがますます、盛り上げていた。運ちゃん、今日の朝は部屋に呼びに来てくれたのに、事故っちゃうなんて、大変な日になってしまったね。そうしてると、「ゴツン。」とまた大きな音。な、なんともう一台の的士が突っ込んできて、3台のたまつき事故になってしまった。多分、それを見てボーっとしてたら当たったのだと思う。やじうま達もそれに気付き、大移動だが、さすがにこれはシャレになったらしく、中国人達は、笑っていた。ちいは、乗ってた奴出てこい・・・。って事になったら嫌なので真剣に事を見てた。まきぞいが嫌だった。しかし、こじを見ると、腹をかかえて涙を出して笑っている。こじー。ちいが言うとこじは、漫画みたいな事やっとーるー。と言って笑っている。その間、うちのバスの客たちは、バスのドアを自分で開けて、さっさと出て行ってしまった。ちい達も荷物を持って出た。出てからも、こじは、やじうまに混ざり、まだ笑いながら見ていた。ちいも落ち着くと笑えてきた。本当に漫画だ。起承転結がある。それから、今日は布団についても、それを思い出して笑っていた。そして最後にぶつかったタクシーは、行ってしまった。一抜けである。ちい達もゲラゲラ笑いながら站に行った。さあ面白い出発をし、時間を見ると10:00である。私達の出発は、約5:00どうしよう。とりあえず、站にある荷物預かり所にリュックを持って行った。全部で12元、なんと安い。嬉しかった。おじさんは控えの紙を渡してくれ、なくすなよ。と言ってた。荷物を預けとりあえず肯徳基(ケンタッキー)に行った。スプライト1本飲むのにえっらい時間かかった。1本っつってるのに、セットにしろと3回言われ、1本にしてくれたと思ったら、コーラを出してきた。こじと「ちがう」と言って待ってると、またコーラを持ってきた。2回同じ事してあと1回で君はサル。2回だから中国人だ。とにかく、もう疲れた。言葉が通じても、融通のきかない中国人なのに。言葉も通じないから・・・。ちいは、コーラーでも、もういいと思った。BUTこじは、「スプライトや」と言った。すると3度目で大正解。1本頼むのに、どんだけかかってんねん。一休みが一仕事になってしまった。少しして、百貨店をふらついた。さすが中国まだまだカセットが普及している。2人で買う事に決めた、長い列車だからね。カセット1コ10元、なんとも安い。MAXとかNOWは15元。NOW、マライアとあと中国人の女の子が買ってった中国女のカセットを買った。こじと、笛、太鼓の中国民謡やったらどうする?と言ってたが、普通の曲で安心した。しかし、そうだった方がネタになったのに。昼食は、いつもと違う大食堂に行った。点心4つ、水餃子、ポテトサラダなどを食べた。1つもハズレなく、1つ残さず食べ尽くした。前から、ここに来れば良かった。おいしかった。町をあるいていても、食堂でも当たり前だが中華料理ONLYだ。町全体が中華街みたいで面白い。中国を味わえている。上海はとくに食べ物屋さんが多い。食堂を出ても時間が余ってるので、地下鉄で淮海路に行った。ここと南京路が上海で一番、栄えている所だ。行きの地下鉄は、また豚小屋の門を開けた様に、みんな飛び込んでく。我を忘れて。こじは、あれには参加したないな。と言ってた。確かに。ちい達だけだ。後でのんびり入ってくのは。そして座れた時の中国人の笑顔。2人ともしっかりキャッチした。淮海は南京路と雰囲気は全くちがい大きなビル、百貨店が立ち並び、新宿の様である。南京路は小さなお店や食べ物屋さんで、渋谷とはいかないが、まあ、そんな所である。淮海路を歩いていて、こじが前、新宿歩いてる時と一緒やな。と言った。確かに、その時日本で言われても分かんなかった。が来てみて、そう思った。でもやっぱ気持ち的に今の方が、ゆとりがあるので存分に楽しめてる気がする。少し歩き時間がまだあったので、大世界とか言うのに1人20元で入ってみた。外の建物は立派なのに中は、古く活気もなく、人が入らない遊園地の様だ。だが中では、映画をやっていたり、ショーをしたり、中国の昔の劇などをしていた。これは日本のかぶきの様なもので中国らしく、ビデオを撮った。そしてそして外では、子供が雑技団並みの芸をしている。人の上にイス10コその上に女の子が立ったりと、20元でこんなものが見れるなんて、うれしかった。しかし平日なので人が、全く入ってなかった。少しは、いたが、中国人は芸を見ても拍手をしない。ちい1人で手をたたいてた。とにかく、これが見られてうれしかった。そろそろ時間になり、また地下鉄で站へ戻り、荷物をとりに行った。全て無事。おじさんは、ちい達の顔を見ただけですぐに荷物を持ってきてくれた。そして站に入った。1時間半前なのにものすごい人、座る所もないくらいだ。以前は出だしが遅く、荷物をベッドの上においたから、今日は早く出た。また、すごい人で横入りとか押してきたりと、すごかった。しかし、なんとか乗り込んだ。きれいな列車、この前よりもきれいで、駅よりもきれい。落ち着ける。出発して間もなく、お弁当が配られた。いいのか前のおじさんに聞くとOK。ノーマネーらしい。ラッキー頂いた。ごはん、手羽先、ハムなどでおいしかった。北京の地図も3元で買った。こじは、疲れて寝ている。今夜は2階に寝られる。楽しみである。良く眠れそうだ。





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