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十六日目 ちい、お船に乗りたい
平成10年9月13日(日)快晴  上海 In中国(1元=16円)


 今日は上海最後の日だ。日差しが強く9月中旬と言うのに照り付ける暑さ、今日一日で結構日焼けした。ちいは朝、(注1)歩き方を見て、明日、出発する事を紙に書いた。そして出かけに、フロントへ持って行って、渡した。すると分かってくれたらしくOK。ホッとした。いつもは、ちいが勝手に作った漢字じゃ中国の人分かんない。けどちゃんとした文章なら分かってくれた。ちいは、思った。その国に行ったら、多少とも言葉を頭に入れていかなければと、又、多少わかるだけでも交流が持てると思った。宿を出て、40、21番バスを順調に乗り継ぎうまい事バンドについた。40も21も約始発から、終点までなので行きも帰りも座れて助かる。バスはいつも混んでいるけど、座ると立つでは天と地の差である。だから天国のまま目的地に着き、今日は、元気まんまんの2人。まず、遊覧船に乗ろうと切符を買いに行った。おおおー、危ない。平日は2:00出発1本しかない。BUT今日は、日曜日なので11:00と3:30出発2本あった、セーフ。3:30を申し込もうと行くと、表が良く分からない。ウチらなりにじっくりみて、58元のコースにした。どれもメッチャ高い。休日だから高くなっていた。窓口の女の人に「フィフティーエイト」と言うと、“メイヨー”以上。自分は、新聞かなんか読んでる。さすが。ちいもいい加減笑えてきた。教えてくれる事なんかまるでない。それ所か、にらんでる。こじと表をそれでも一生懸命見てると、窓口にいた、おじさんの方が出てきてくれ、食事付きや、休日料金などと教えてくれた。全然違う人間性。中国にもこんにいい人もいるんだ。ちいは神様におじさんが見えたが、となりを見ると、悪魔の女がいた。結局48元でチケットをとった。時間まで2時間程あるのでまず昼食にした。あの食堂で食べた。春巻、ちまき、チャーハンで今回は成功した。どれも、とてもおいしく満足した。26元と安かった。実は春巻、ちまきはカウンタにあったのですが、チャーハンはつくりおきが厨房内にあり、ちいがそれをくれと言うと男のコックは、なんでか、だめと言った。しかもチャーハン担当の人は、厨房の下で座り込んで寝てる。ので遠くに居たコックを呼び、言ったのだ。この忙しい時、よくも寝てるよ。そしてちい、最近強くなったので、それでも、食べたいから作れとアピールした。すると、女の子だからと、いう事もあってか、チッと舌打ちをし、イヤイヤながら、作ってくれた。ラッキー。粘ったもん勝ちだ。どんないやな顔されたって食べたい物もらえたらそれでよし。ちょ、ちょっと待て、ちい中国人に近づいている?ま、いっか。食事をすませた。窓側に白人金髪の女の子が1人でチャーハンを食べ、ロンプラを見たり手紙を書いていた。すると、中国人のおじいさんが、珍しいのか、ガラス窓に顔をすりつけて見ている。女の子いい加減、嫌になったか?片づけて行ってしまった。あれは、かわいそうとちいも思った。そんな事もありつつ、今日は、やっとビデオをも持ってきたので沢山撮った。数回バンドに来ているが、カメラばかりでビデオは初めてだ。撮っていると珍しいのか?みんなじっろじろに見る。そして、ピースとか、手を振って行ってしまう。とてもゆっくりできた。そうそう、今日やっと3232をやってしまった。ちいは、身長が159.5cmと伸び、体重49.5kgと減っていた。こじいはくインチキくさい。そんな事より、ちいは3232をやった事が嬉しかった。はりきって、サンダル脱いで測ったら、お姉さんに笑われた。そう言われてみれば、くつ脱ぐ人は見た事ない。こじもやった。これは、ビデオにも収めた。こじは、164cm52kgでやや、やせている。ちいなんか、完全標準型とか書いてあった。ずっと気になっていた3232出来て良かった。そう言う間に時間になってしまい、船にのりこんだ。3:30に出発した。日曜だと言うのに、値段が高いせいもあり、客は少なかった。大きい船で揺れもそれ程ない。いつも見ている反対の景色が見えたり、ちがう角度から見えたり、船はいい。風も気持ちいい。日本語のガイド説明もあった。ちいは、黄色い河を見れた事だけでもすごい事である。船に乗っているとリッチな気分になった。旅じゃなく旅行と言う気分だった。行き1時間半、帰り1時間半で長江まで行く。長江、あの地図の長江だ。アマゾン、ナイルにつぐ長江。地理で習ったあの。ちいは、うれしかった。河を見ながら、上海での出来事をいろいろ思い出した。日本にいる時は、ゆっくり考え事なんてしなかったな。考える事は、どーしよう。とか、やらなければいけない事とか。自由な考え事、ゆっくりした。こじは、30分位で飽きて、あくびしたり、体せいを変えたり、ムズムズしていた。行きに上海名物の世界一大きな橋も見れた。ちいは、観光に行きたく、心残りだったが、思いがけず見られて、うれしさも倍。(注2)ベイブリッジの20倍以上の大きさ、とにかく大きかった。そんな事をしていると、放送でご飯のお呼びが、おいしそうな、匂いの所に行こうとすると、船員が、「あなたたちは下。」下へ行って、ご飯を食べた。ああれ、上と随分違う。白米、きゅうり、鳥肉1本、スイカ、スープだけ、まあ、チケットが安かったから・・・。少なかったけど、ちいは、ファーストフードとは違い久しぶりの家庭料理、ガツガツ食べてしまった。おいしかった。食べてる途中、(3口目)こじが、あれ長江ちゃうか?見ると、そ、そうである。何で一番いい所でご飯なの?中国らしいけど。2人とも箸をおいて、ビデオ、カメラした。もう食べたり、撮ったり忙しかった。しかし、長江は良かった。広かった。黄色かった。あの長江までこの目は見れて幸せをますます感じた。夜景になり、それもビデオやカメラに押さえた。最後の上海、よーく目に焼き付けた。とってもきれいだった。明日はいよいよ北京。楽しみである。ただ、広州、上海でなんとなく中国が分かってきたので、ここで考えた事、感じた事を北京での旅に生かしたい。



はみ出し情報
*こじが(注3)7年前に泊まった宿に行った。メッチャきれい。不思議だ。7年前と同じ所にこれるもんか。



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注釈

(注1)歩き方を見て
「歩き方の付録で中国語の会話集にのっている文章を参考にして」という意味。

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(注2)ベイブリッジの20倍以上の大きさ
もちろん、そんな大きくない。それほど、大きく見えたのでしょう。あしからず。

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(注3)7年前に泊まった宿
こじ、初めての海外旅行、上海で泊まった記念すべきホテル。

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