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二十八日目 1(イー)、2(アー)、3(サン)ウォー
平成10年9月15日(火)快晴  北京 In 中国(1元=16円)


 昨日の夜は列車の中で冷房もきいていて快適に眠れた。BUT10:00になると明かりが消えてしまい消灯になった。前回に比べると列車時間は短い。前回27H、今回17Hだからな。列車好きのちいとしては物足りないのである。朝は6:30にはみんな起きる。声などで起こされる。昨夜は上のおじさんのいびき、下のこじの歯ぎしりがやかましかった。少し眠いが、8:30には北京に着いた。ホームに降りるだけで寒い。北京は緯度的に日本と同じなので日本の9月中旬位いである。空は一日中雲一つない青空で、運動会日よりである。保育園の事を考えた。今は運動会の練習の最中だな。駅を出ると、早速、宿の客引きが寄ってきた。180元と言ってきた。NO。100元。と言うと、意外とあっさりOK。はじめからラッキーと思って男について行った。小さなワゴンに乗せられ出発と思いきや男が運転手ともめはじめた。10分位い待ったが、男は紙に180元と書いてきた。こじもちいもNOと言って降りた。あー、せっかくうまい具合に行ったと思ったのに。降りて客を引率してるおばちゃんに100元OKと聞くと、日本人NOと言われた。次々と思い駅に戻ろうとすると、バスから一人の男が声をかけてきて、家に来いと。紙で会話し二人で100元と言ったので決めた。しばらく三人で待っていると、頭らしき女と男が戻ってきてパンフレットを見せてくれた。めっちゃきれい。上海に勝る。ちいは、本当にラッキーと思った。すると紙に260元と書いてきた。何?二人でバスを降りようとした。ちいはバスの運ちゃん差して「この人、二人で100元と言った。」と言うと運ちゃん横に首振って言ってないみたいな仕草。なんやそれ。すると女が考え120元と言った。こじは110元と言い返した。女は笑ってた。結局ついて行った。宿の場所は、商店街、天安門に近く言うことはない。値段交渉の始まり。5天100元と書くと相手は120元と。また100元と書くと110元になった。それでもちい達NOと言うと102元と。何や?その2っちゅうのは。こっちも折れOKし5天分払った。部屋はまだ掃除中。めっちゃ汚い。フロントで長いこと紙の会話をしたので疲れた。少し部屋にいてまた出発した。まだ昼食を食べていなかった。商店街は商売が盛んで食べ物やが、多い。ついでお土産やも多い。さすが天安門の近くである。他にも小物、果物、焼き鳥、玉子などリヤカーなどでもの売りをしている人が沢山。外人の観光客も多くお祭りの様である。しかし、うちの宿はもう少しだけ離れている。少しだけなのにもうまったく雰囲気は変わり煉瓦とたんづくりの家。家中は暗く、物も古い。すっかり庶民の街。日本の明治時代よりも古く感じるほどである。北京と言ってもこんなところも有るんだと、おもった。宿を出て、まず庶民の通り、次に商店街。これをこすと大きな道路に出る。日本の道路に比べるとよっぽど大きいが自動車、自転車トゥクトゥク、リヤカーなど全てが入り交じって走っていた。横断歩道も信号も少ない。道を渡るときは地下歩道を渡らなければいけないので不便であるが有るだけましだ。来る途中大人の男8人ぐらいで電柱を立てていた。コンクリートの電柱をだ。木の支えを使いイー、アール、サンヲーなどかけ声を出して危ない。落としそう。日本なら小さいクレーン車なりでやるのに、何とも原始的だ。北京は人力車が多い。上海はトゥクトゥクが多かったが。人力車の男はすぐに声をかけてくる。愛想のない口調で言ってくる。まず、ロッテリアで昼食した。日本もここもおいしくない。2度と入らない。あと道ばたで小麦粉と玉子クレープを揚げパンに包み売っている物も食べた。作り置きの店もあったが、オダーメイドの屋台のおじさんのところで買った。2元と安い。おじさんは、中国人に珍しくニコニコと愛想のいい人である。手つきもよくとっても上手でちい思わず拍手してしまった。おじさんまたニコニコ。中国人でもこんな人もいるんだと安心し温かい気持ちになった。段々歩いていくとまず大きな建物。更に歩くと毛主席記念堂まだまだ歩いていくと塔そしてやっと天安門が見えてくる。とにかく1つ1つが立派で大きく面積が広い。石畳が何億、何兆個と有るくらいである。人の多い中国で久しぶりに解放された気分になった。ぶつからないで道が歩ける。歩道は広く車が4車線位通れる幅で、その横にまだ本当に車線が広々としている。いままで生きてきて見たこともない光景を目にしてしまった。塔を越しどんどん歩いていくと、いよいよ天安門が見えた。テレビで見たここにちいは来たのだ。もー心は弾みルンルン。こじに写真を沢山撮ってもらった。天安門は大きく真ん中には毛沢東の絵が飾られていた。毛沢東が、中華人民共和国成立宣言したことから彼の画像が置かれているらしい。とっても立派だった。そして天安門をくぐった。ちいはしっかり踏みしめた。自分がこの場に来れた喜びを味わいながら。門を越えるとお土産やさんがずらり。欲しかった毛沢東のバッチを買った。粘ったあげく7元になった。こじは、べんきょうするのが上手で店員との取引はたのしいい。あと、キーホルダーも18元から12元にして買い、葉書も、1枚20元を、2枚25元にした。ここの店員は大阪っぽくまあ商売上手で活気が有る。通りを越えると更に故宮が有る。一人30元もするので今度ゆっくり行くことにした。今歩いてきた距離の倍、故宮まで有るらしい。どんだけ広い中国。北京は本当に沢山見所が有ると思った。今日は、この辺で宿に帰った。宿は上海に比べると下で、260元のところならきれいだったらしい。102元の所だからボロボロ小汚いと言う言葉が適切だ。しかし、広州を味わっているからまだましである。風呂はシャワーがないので桶にくんで洗う。まあ湯が出るだけましだが。この時パッカーになれたなあと感じた。ちょっとキツイ時涙が出る。まだ。まあがんばる。列車が一番快適だと思った。夜になり食事に出た。昼間見つけた、定食屋に牛丼とカレーがあったので食べた。まだまだ中国風味だがまし。食べられないことはない。チャイニーズテイーが一番おいしかったと言う噂。また街をふらついた。中国名産の焼き団子を食べてみることにした。ちいがすぐ買おうとすると、こじはそれは外に出っぱなしやから袋に入ったのにせー。と言った。確かに。自分の身体は自分で守らなきゃね。今ん所気をつけてることもあり元気だもんな。こじはいろいろ気もまわる。何とか大厦とかいう百貨店を見つけてそこで饅頭ジュースを買って宿で食べた。饅頭ボリュームすごいがおいしかった。今日も一日充実していた。というか感激した一日だった。One Day Onething.明日はまた何をしよう。楽しみである。



はみ出し情報
*こじは便利屋(コンビニ)でカップ焼きそばを買って食べたが、ソースが中国風だったと、へこんでた。
*ロッテリアでは西条秀樹の歌がしきりにかかっていた。ギャランドゥーとむかしのもの。



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