昨日の夜は、蚊帳のおかげもあって、初日よりは眠れたが、あまりの暑さに度々目が覚めた。このぐらいなら、絶えられる。今日はお昼ぐらいから出かけ、まずバスで広州の駅に行った。バスは相変わらずものすごい運転であった。交通量も人の数も土曜日のためかいつもに増している。そうだ今日はバスと自転車が当たった所を見たゾ。チャリの人、ころんで、また起き上がりチャリで行ってしまった。日本なら住所、電話番号ものだ。なんて国だ。ものすごい。駅について昼食にした。昨日見つけた店に行った。ま、またラーメンを食べた。めんずきは、オーダーの時、ついラーメンを頼んでしまう。めんは、うどん、ほとんど。汁はおいしい。ザーサイたっぷりと肉小ぎょうざ入り。見てる分には、とてもおいしそう。だが、食べると、何か、めんが水くさいと言うか．．．。それでも２人ともがんばって沢山食べました。その後、駅にある郵便局に行き、切手を買った。１枚４．２元もした。高いぞ中国。ハガキも探したがホンマ本屋も、郵便局も観光地すら売ってない。こじが「外人の観光客、けーへんからやろ。」と、そーか。１枚も見当たらんねー。ちいは、次にトイレに行きたくなり、行こうとすると、こじが有料やろ、と１元くれた。行ってみると、ホンマ有料である。そのかわり、ティッシュをくれたが．．．。入ってみるとビビビックリ。一つ一つにドアはなく、腰くらいの石のかこいがあり、座りトイレがある。みんな、お尻を出して座っているでは．．．。まあビックリと言っても日本にいる時に本を読んで知っていたから、まだまだ動揺せずすんだ。しかし、その場に自分が来るとは．．．。しかしちいは、そんな事、全然平気であるので、空いている所に入り、座り、用を足した。みんなと同じなら、恥ずかしさも何もないものである。しかし、嫌な事は、誰かが入ってくると、自分は尻を出しているのに見てくる事、そして誰かが出て行く時も尻を出して見るなー。なんてもー、まあ、人の勝手だが。１元だしたけどいい経験をまた１つしたと思った。こじに話すと、俺も行っとたら良かった。と言っていたがが。こじも公園の男トイレでがっちり見ていい経験？をしました。それから、２０２番のバスに乗って沙面の方面に行った。ここは店や百貨店も多くにぎわっている。がやはり、古い建物が多く中国と言う感じである。珠江という川にも行った。向こう岸を結ぶ船も通っており、海のようだ。幅が広い川で色は汚い茶色だった。川のふちで２人で座り、風に当たった。何て涼しいの．．．。宿より、百貨店の寒いクーラーより、何より涼しかった。このひととき、ちいは中国に来て落ち着いた、ひとときである。文化公園にも行った。とにかく人が多い。おじいさん達は、公園で、麻雀、トランプをしている。公園は、大きな舞台や、観覧車などあり、のんびり出来る。いっぱい歩いて、沙面公園に行った。ここは、古い洋館がたちならび、中国とは思えない。建物やまわりを見ていると１００年前にタイムスリップした様である。昔は外国人がここに住んでいて鎖国を、ここだけしていたらしい。日本の長崎で言う出島の様なものらしい。ここでは、雨が沢山降ってきてしまい、あまりゆっくり出来なかった。が、十分見れた。また大部歩き、清平市場にも行ってきた。まず、日用品が通りにずらーりと並び、なべ、コンロあらゆるものを売っている。次に食料品である。新鮮そうな果物、野菜が沢山置かれ、私もこの市場で買い物して、お料理を作りたくなったが、問題は次である。話しには聞いていたとは言え、まずカエル、緑色で元気である。その横にウサギが３０羽ちかく、ダンボールに入っている。次には、アヒル、ニワトリ、ヘビ、魚など．．．。ちい、自分でも変な顔してたと思う。あの市場の中で１人だけ、変な顔してたちいである。ペットとしてではない。食としてだ。ニワトリ買っている人見たよ。それから、ウサギ、アヒルの皮をとり、肉だけにして、吊るしてあるのも、この目は見てしまった。保育園の子供には、絶対見せたくないと思った。なべなどに入れるそうだが。次の通りでは、スッポン。これも数多く集まると気持ち悪いものがある。しいたけ、乾物、茶の元の様なもの、ひじきなど。乾物の匂いがすごい。ちいには、ゴミに見えた。外人さんも、２、３組み見た。これらの後は、チビかめ、熱帯魚、鳥、ウサギ（小）がペットとして売られていた。さっきのは、食べるくせに、これはどうして飼うの？とちいは思った。あと箱の中にさそりが１００匹ぐらいはいっていて、それを金魚すくいならぬ、さそりすくい（箸で）をしている子供達を見た。変な光景であった。まあ１度は見られて良かったが、生まれて、初めて見た、光景だった。ただただ、驚いた。また歩くと、次の通りは、さっきとは、打って変わってみんなきちんとした服装をしていて、店も普通より少しいい感じずらーっと永遠に店つづきの通りである。こじによると、ここは、おいしいレストランが沢山ある通りだと言う。百貨店にも入ってみた。酢豚とチャーハン２５元食べてみると、このおいしさ、広東料理が食べられて良かった。中国人の、おじいさん。おばあさんのとなりで食べ、交流した。とても親切で、箸はあそこ、とか物は店員が持ってきてくれる．．．などジェスチャーでとっても親切に教えてくれた。私達に口をふくティッシュもくれた。ちいがトイレに行きたそうにしてたら、連れて行ってくれ、待っててくれた。本当に嬉しかった。ちなみに、このトイレもさっきの形式で、もう自然に出来たちいである。とにかく、おばさんにお礼を言いたくて．．．「ありがとう。」といったが、わかんないらしいので、「謝謝（シェーシェー）。」と言ってみた。通じた。おばさんは少し照れて「不要（プーヨー）。」と言った。こじによれば、そんなお礼なんて必要ないよ．．．どういたしまして．．．。などの意味らしい。結局お礼を言っただけで別れてしまった。少しさみしかった。ありがとう、おばさん。バスに乗って７−１１に行った。ろくなものがない。品数も少ない。VITTEL（水）高かったけど、保障があるので３本買い、オレンジジュースと、ティッシュを買った。また、バスにのり宿に帰ってきた。ちいとこじ、とっても上手になりました。今では、一番ビリじゃなく、他の中国人をはねのけ、ちゃんと横入りしてます。これが身に付けば、大阪の電車もＯＫだな。関東は、１列に並んでたのに、ちい大阪で一番前に並んでもビリになったからな．．．。など思い出してしまった。そんな事より、毎日ショック、というかカルチャーショックが絶えない日々である。中国１日目キッツイかったけど、こんな事、物、多くの事を知る事が出来て、今では来て良かったと思うよ。しかし、まだ広州だけで、知らない事もいっぱいあると思うので、またこの目で見てやるゾ。