昨日から本当に良く眠った。起きたら１１：００でビックリしたが、飛行機で移動もあったしつかれていたんだと思った。仕度をして１２：００に宿を出た。そして、飯店に行って昼食を食べた。ちいラーメン、こじチャーハンだ。ラーメンくそまずい。味ひどく濃い、野菜がぶつ切りめんだけ食べて、やめた。チャーハンおいしかった。ちいがつくる物より、よっぽどおいしかった。ここのは、チャーハンがおいしい。町を歩いていると「ニセモノ時計はどうですか？」と話しかけてくる外人がいっぱい。あとビルの工事の足の骨組みは全て、竹である。大丈夫なのか？くずれそうだった。こじの海外の写真を以前見せてもらったが、その時も竹だったなあ。韓国と似ている所は、交通の事である。韓国よりも信号は沢山あるのにもかかわらず、みんな赤なのに平気で渡っていく。大阪人顔負け、そんなもんじゃない。かと言って車が遠慮するのかと言えば、またそうじゃない。車も負けずと歩行者（と言っても信号無視の）を、あおってくる。香港は日本と同じで左側通行右ハンドルである。なぜ近くの韓国は、右側通行なのか。こじに聞くと、「昔、せめられたとこが、ちゃうからや」と言っていた。香港は、確かにイギリスにせめられ左側通行、韓国はアメリカにせめられたから右側通行なのかなと思った。アメリカに行った時の事も思い出した。アメリカはみんな、歩行者も車も信号を守り、車なんかは、絶対歩行者を保護していた。こじよると、人をはねた時の補償が大きいからだと言う。そんな訳で町をふらつき、今日は、スターフェリーでも乗ろうと、海まで来て、ゆっくりしていた。すると×２大雨、ものすごい雨に見まわれてしまった。待ってもやむ気配なし。そこで、日もある事だし、ゆっくりしようと言うことで、ハガキ、切手を買ってマックに入った。マックは、ポテト、コーラ、コーヒーでＨＫ＄２０、日本円で４００円位。おいおい。日本と変わらんよー。ちいは早くここを脱出せねばと感じた。しかし、いつまでたっても、香港島にたどりつかんよ。マックでゆっくり書き物をした後また、町ブラをした。すっかり天気は回復していた。ＨＭＶにも行った。しかしいいものがなくて残念。重慶大厦の所で１人の日本人パッカーが黒人につかまっていた。シングルＨＫ＄１５０と言っていた。私達２人でバストイレ付きでＨＫ＄１５０なのに。でもドミはＨＫ＄６０と言っていた。こじは、教えてあげようと言って近づいて行った。その人は結構、ねんきが入っているパッカーのベテランらしく見えた。“私達の所も安いよ。１５階にあるヨ”と教えてあげた。その人は、「中国系の人のドミならいいけどインド人系のドミじゃあねえ」と言っていた。確かに。こじ、とちいが日本人に近づき教えてあげると、客引きの黒人は、こっちをメッチャにらんでた。あ”ー怖い。でも日本人はとりあえずドミを見に行った様だ。１５階も見に行ったのかな？ちい、こじ日本人が話している間に黒人の手にかかれた（注１）ＨＫ＄６０のドミがＨＫ＄６６になっていた。日本人は“あーあもうＨＫ＄６６になってるしー”とあきれていた。ちいもそれにはあきれた。いんちきだ。それからそれから、今日は、地下鉄に乗って女人街に行った。女性のものばかり売っている。面白かった。歩いているだけでも楽しい。ちいは、ブレスレットとズボン、タンクトップを買ってしまった。嬉しかった。久々の買い物、もちろんまけてもらう様お願いしたが少ししか、まからなかった。香港はニセブランドが多く、この通りでもビトン、シャネル、プラダ、フェンディーのニセモノが売られていた。区別つかない。ちい欲しかった。しかし、ビトンの財布はＨＫ＄８０と言っていた。１６００円だって。価値がおちるぜビトンの．．．。それから面白いＴシャツをいっぱい見た。日清ラーメン、電波少年、いちごミルク、などなど。香港では、この様に日本語の文字が入ったＴシャツが流行しているらしい。実に面白い。この他にも無意味な言葉間違った文字などまであり、楽しい。町には、２階立てバスが沢山走っている。大きな車体と言うより、おしりを振ってウンウン言って走っている。香港が唯一２階立てバスがあるそうだ。香港は、本当に日本のものが流通している。プリクラは、すべて日本製、キティー、どらエモン、おばＱ、など。アニメ界でもＤｒスランプあられちゃんの漫画を広東語でＴＶでやっていた。スターフェリー乗り場にも、おかしランドと書いて、全て日本のお菓子が売られていた。北海道とか梅味など、意味がわかるのかな？と思う。ある、デパート？マーケットには、日本のＣＤばかりあってビデオもロンバケとかwith LOVEとか、ＴＶのが。おもてには、ビートたけしが映っていて、みんな笑ってた。パフィーの店があったヨ！Ｔシャツなどいろいろなものが売られている。香港では、パフィーがあつい。ＣＤ屋でも、私が持っているＣＤが売られていた。知らなかったな。夜ご飯は、吉野屋の牛丼を食べた。日本と全く同じ味がした。涙が出る程おいしかった。（注２）国道２４６の吉野屋を思い出した。こじと良く行ったな。香港は、他にも、チキン、野菜がのった丼もあった。日本よりも人が入っていた。おお賑わい。ちいは見た。レンゲでみそ汁を飲んでいる白人女を．．．。みそ汁は箸でせーー。とにかく、幸せだった。吉野屋の近くに土下座してボロ服着て金を欲しがる黒人がいた。情けない姿だった。ちいも今は仕事してないけど、絶対、働いて生活する事は楽しいのに．．．と思った。おばあさん達はコインを缶の中に入れてやっていた。ちいは、しなかった。夜になり、夜景を見に行った。（写１）昼とは、全くちがう良さがあった。これもまた自分の目で見なきゃだめだ。うっとり見とれてしまった。こじは、一生懸命写真を撮ってくれた。そうだ、町ブラの途中うちの大厦の前を通ったら消防車（大きいの）が２台も止まっていて、警察などもいた。一体何？！でも何もなかったらしく、しばらくして行ってしまった。あ”ー怖い。そうだよ。香港の町でもあそこだけあやしく、ちがうオーラを発しているもん。もう警察には、チェックの対象だろうと思う。何かあったら、あー重慶大厦だろうな。でもでもそんな訳で今日は、もり沢山の充実した日が送れた。

九日目 ＨＫ＄６０がＨＫ＄６６へ　．．．何で？　写真展
平成１０年８月２７日（木）晴れのち大雨　 九龍In香港

（写１）香港島の夜景


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