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二十三日目 オイ、そっちは、反対車線だトゥクトゥクおやじ。
平成10年9月10日(木)雨のちくもり  上海 In中国(1元=16円)


 今日は少し朝から雨がパラついていた。昨日、宿のおばさんと、バスについて、いろいろ議論して決定したのに、朝10:30に部屋にきて、紙で訳のわからん会話して、今からリュック背負って下に来い。とジェスチャーされた。仕度出来てなかったので断ったが、それも一苦労だった。バタバタ入ってきて、バタバタ話し、バタバタ出て行ったおばさん。中国人の割にとても面倒見がいい。しかし、性格的に中国人なので少しがガチャガチャした所もあるが、話しが通じてなくても、いつも一生懸命伝えてくれる。そんなおばさんが大好きだ。ちいは、ひそかに、おばさんのためにまた、折り紙計画している。11:00になり、近所のマックに行った。雨が降ってた。マックの店員の数はすごい。会議を10人ぐらいでして、子供と話してる人、フロアで立ってる人、いつまでも窓ばっかりふいてる人、総勢1つのマックに20人の労働者がいる。デパートもそうだった。こんなにいらない。と言うくらい労働者がいる。こじに言うと、“中国は人多いからなあ”と確かに・・・。しかし、日本とはまたちがう所を発見したもんだ。おいしく頂き、今日は、上海雑技団を見ようと言う事で向かった。とりあえず上海駅に行こうと思った。こじが、10元ぐらいやったらトゥクトゥク乗ろか、と言ってきた。ちいは嬉しかった。一度乗ってみたかった。しかしバスから見ると、一番、安全的に保障がない乗り物だと思う。トゥクトゥクの運転手は、そこらじゅうにとまっているので、つかまりやすい。1人目に聞いてみると、1人乗りだから2人はだめと言われた。え?1人乗りしかないの、と思った。次の人に聞くと、2人乗れるらしい。ちいは、はじめて、1人乗り、2人乗りがある事を知った。そして、まず駅までいくらか聞いた。5元と言った。こじは5元出して、確かめた。後で値段が変わる事もあるそうで、注意。しかも5元とは安い。冷房バスと同じだ。すぐに乗り込み出発。こじの方は、乗る方でシートがなく、落ちそう。しっかり、2人とも、腕を組んだ。トゥクトゥク乗って、こんな格好してるのは、私達ぐらいか!?しかし、落ちては、大変。風が全身にあたり気持ち良かった。曲がる時は、車のおしりを“ぶん”と振って、2人とも飛ばされそうになった。そして自転車と競争、抜いたり、抜かされたり、時に車とも・・・。そして、小回りがきくので反対車線をつっぱしって、曲がったり、車やバスよりも、交通ルールがないと思った。さすがに反対車線の時は、映画の画面だった。大きなトラックがクラクションを鳴らし、20M前にいる。しかも、すごい勢いで、ぶつかるーっと思うが、すーっとよけ行き、そして次の車と頼んでもいないのに盛り上げてくれたのか、これが普通なのか。人とあと20cmという感じや、少し人の服をかすったりもして走る。本当に怖い事を通り超し面白かった。駅につき本当5元。嬉しかった。ちいは、“謝謝”と言った。おじさん笑顔になり、何かモゾモゾ言ってた。中国人は“謝謝”を言わない。日本では、電車、バスにのっても“ありがとうございました。”と言う。店でも言う。しかし、中国は全く聞いた事ない。日本だと買った方もお礼を言う習慣があるのでちい、つい言ってしまう。すると、トゥクトゥクのおじさんに限らずみんな礼を言われると、ビックリするが喜ぶ。誰もそうだよね。世界どこでも、中国もそんな風になれば、仕事をしてやってるって考えじゃなく、○○のためにしてあげたい・・・って、おもえるんじゃないか。まあ無理だ。もう人間じゃないもんな中国人。站(えき)についたのはいいが大きな上海站、ちい達のいきたいのは反対の出口なのにー。立ちすくんでると、客引きのおばさんが来た。宿はどうだと言ってきた。Noと言って、こじは地図を出し、こっちに行きたいと言った。すると、めがねの女の子が来て話したが、その子は?と、どっか行ってしまった。次におばさんは站にテントをはって、ごはんを食べている大学生サークルの人達を呼んできた。事は大きくなり、囲まれてしまった。見物の人もいて、また7、8人。ちいは、もう自分で探す。と言って行こうと思ったがもう切り出せない状況に・・・。変なおばあさんも輪に入り、ちいの腕をつかんであーだこーだ言ってる。結局1人の女の子が2人を別の出口に連れて行ってくれた。他にも大学生は、結構英語が話せる。しかもちい達を連れて行ってくれた子は英語も上手だし、顔や何からも知的なオーラを出している。格好こそは質素だが、こじもかしこそうな子だと言ってた。日本の大学生とは大違い。結局甘えて、連れてもらってしまった。親切でありがたかった。こじと大学生たちの事を話した。中国の大学生はみんなかしこいそうだ。お金をアホなやつにはかけられないから・・・だって。みんな大学に行って、本当に勉強をさせてもらっているっていう感じなのだと思った。それにくらべ日本の大学生は、遊びに行ってる。自分も含めて。なんたる事、こんなにがんばって学問にはげむ中国人に対してはずかしいと思った。このことに限らず、もっと若いうちにこの様な、いろいろな事を見て感じておけば、人生やり直せたのにと、こじに言うと、こじは、これが日本に帰ると忘れんねんな。と言った。ショック。ちいは、忘れない様にしようと強く思った。站にやっとつき、百貨店の文房具屋に行って、かわいい置物を買った。中国らしい。あと字会話のため、雑記帳を買い、のりも買った。文房具屋は3つの所管に別れていて、のりとノートは別の所で領収書を切った。そして、領収書を持ってレジに行き、金を払って、又、紙を持って、各所管の所に行くと、やっと品物がもらえる。2つでたった4.7元なのに、なんと面倒な。こじのキーホルダーを買った時も、そうだった。社会主義国らしい。物の所管を決めれば、物は確かになくならないが、信頼を持ってやったら・・・。あとサービス業なんだから客の便利な様にしてった方が、とちいは思った。次に站へ行って、地下鉄に乗った。中国に似合わない。まだ少ししか通っていない。乗る時はすごかった。ブタ小屋の門が開いた状態で競い、戦いだ。中国に来たら、女を捨て人間を捨てないと、やっていけんらしい。地下鉄で人民広場に行った。広々していてのんびりできる。周りはビルだし中国では、ないみたい。しばらくゆっくりした。人民公園にも行った。1元払った。乗り物があるが、誰ものっていない。BUT担当の人は全てにいる。あまり活気がない感じ。出てしばらく歩き、雑技団のチケットをとった。あまりあいてなかったが、とりあえずとった。1人45元もする。昔は10元だったとか・・・。その時歩き方を持った2人の男日本人がいて、話した。ちいがめがねを忘れたので40のバスでとりに行った。バス探しに手間がかかった。しかしまた、めがねを持って戻ってきた。ケンタッキーで夕食をした。おいしいけど高い。すると、あと10分で始まる。あせった。しかし、米人客がまだまだ、のんびりしてた。やはり、ツアー客が多く、席はうめつくされてた。白人が多く日本人もいた。久しぶりの日本人、言葉が懐かしかった。周りに中国人はおらず、米にでも来ている感じだった。ショーが始まり、どれもすごかった。人間技ではない。この目で見られて感動した。見に来て良かったと思った。帰りはまた40に乗った。今日は、楽しかった。疲れた。





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